毎日の家事に欠かせないパートナーである掃除機。最近では、コードレス型やロボット掃除機など、多様なモデルが登場していますが、選択肢が増えた分だけ「選び方の失敗」も増えています。この記事では、ネット検索で多くの人が調べている、買ってはいけない!掃除機の特徴を解説。さらに、プロが推奨する「本当に使いやすい掃除機」についてもご紹介します。
買ってはいけない!掃除機の特徴
まずは、メーカーや機種を問わず、「これを選んだら後悔する可能性が高い」という共通の特徴を解説します。最初はコードレススティック掃除機を選ぶ際、多くの人が陥るのが「重さ」の確認ミスです。カタログスペックには「本体重量」と「標準質量」の2つが記載されていることがありますが、見るべきは「標準質量」(本体+パイプ+ヘッドの合計)です。
買ってはいけないラインは標準質量が2.0kg以上で、その理由としましては2kgを超えると、5分も掃除していると手首にかなりの負担がかかり、高いところの掃除などは困難になるところです。
「ヘッドブラシの種類」も確認
掃除機のヘッドには、大きく分けて3つの種類があります。
| ヘッドの種類 | 特徴 | 向いている床 | 避けるべき人 |
| 自走式パワーブラシ | モーターでブラシが回転し、自走する。 | カーペット、畳、フローリング | 特になし |
| タービンブラシ | 吸い込む風の力でブラシが回る。 | フローリングのみ | カーペットやペットがいる家 |
| フロアブラシ | ブラシが回転しない。 | フローリング(埃のみ) | カーペット、ラグ |
買ってはいけない!掃除機は、カーペットやラグがあるのに「タービンブラシ」や「フロアブラシ」のモデルを買うことです。安さにつられて選ばない様にしましょう。
「サイクロン」に注意!メンテナンス地獄
「サイクロン式=紙パック不要で経済的」というイメージがありますが、安価なサイクロン式には大きな落とし穴があります。それが「フィルター依存型サイクロン(疑似サイクロン)」です。本格的なサイクロン(ダイソンなど)は遠心力でゴミと空気を分離するため、フィルターが汚れにくく、吸引力が落ちにくいです。
ただ、格安モデルのサイクロンは遠心分離ができず、吸ったゴミをフィルターで受け止めるだけなのですぐにフィルターが目詰まりし、吸引力が激減する上、毎回フィルターを掃除する手間が発生します。
バッテリー性能が低い
コードレス掃除機の命とも言えるのがバッテリーです。バッテリー性能の中には「強モード」だと5分〜8分しか持たない事や、充電に4〜5時間かかるのに、使えるのは15分程度。バッテリーが内蔵型で、自分で交換できないなどあるのでこれらは選ばない様にしましょう。
特に、家全体を掃除したいのに「強モードだと1部屋で切れる」ようなモデルは実用性がありません。また、バッテリー交換がカートリッジ式(自分で着脱可能)でないモデルは、バッテリー寿命=掃除機の寿命となってしまうため、コスパが悪くなります。
騒音レベルが高すぎるモデル
静音性は、集合住宅や夜間に掃除をする家庭では必須条件です。一般的に、掃除機の騒音値は60dBから70dB程度ですが、海外製の安価なモデルや業務用の設計を流用したモデルの中には、80dB近く(地下鉄の車内レベル)の轟音を出すものがあります。
「うるさすぎて、子供が寝ている時や夜に使えない」「近所迷惑が気になって週末しか掃除できない」となると、本末転倒です。通販サイトなどで「音がうるさい」というレビューが目立つ製品は避けるのが無難です。
プロも推奨!失敗しないおすすめ掃除機メーカー&モデル
では、具体的にどのメーカーを選べば良いのでしょうか。今回はプロが推奨する「吸引力」や「軽さ」そして「メンテナンス性」のバランスが取れた、間違いのないメーカーとモデルを紹介します。真のサイクロン構造や、セパレート型、紙パック式など様々なモデルがあります。
家庭用からプロ・現場でも使用できる商品は以下の通りです。
「ダイソン」Dyson V12 Detect Slim
「吸引力が変わらない」は伊達ではありません。ダイソンの強みは、やはり圧倒的なゴミ除去能力と、フィルターが詰まらない「真のサイクロン構造」にあります。かつては「重い」「トリガーを引き続ける指が疲れる」といった欠点がありました。
ただ最新モデル(V12など)では、ボタン式スイッチの採用や軽量化、ゴミを可視化するレーザー搭載など、日本人の住環境に完璧にマッチするよう進化しています。「絶対にゴミを残したくない人」には、やはりダイソンが最強の選択肢です。
「マキタ」充電式クリーナ
プロの清掃業者や建築現場でも愛用されるマキタ。飾り気のないデザインですが、「軽い」「丈夫」「安い」「充電が速い」という実用性の塊です。電動工具とバッテリーを共有できるため、バッテリーの信頼性も抜群。20分程度で急速充電できるのはマキタだけの強みです。
フローリング中心の家庭や、サブ機として2階に置いておく掃除機としては最高傑作と言えます。ただし、カーペットの掃除には不向きなモデルが多いため、絨毯メインの家は注意が必要です。
「パナソニック」セパレート型コードレス
最近のトレンドを作ったのが、パナソニックの「セパレート型」です。掃除機本体にはゴミを溜めず、充電台(ドック)に戻した時に自動でゴミを収集してくれるシステムです。本体がスリムで軽量になる上、面倒なゴミ捨ての回数が「月に1回程度」に激減します。
「掃除は好きだが、ゴミ捨てとメンテナンスが大嫌い」という人にとって、これ以上の選択肢はありません。
「日立・三菱電機」紙パック式キャニスター
「やっぱりコード式が良い」「サイクロンの手入れは無理」という人には、国内メーカーの最新紙パック式がおすすめです。日立の「かるパック」などは、本体重量が驚くほど軽く、自走式ヘッドでスイスイ進みます。紙パックはランニングコストがかかりますが、純正の高機能パックを使えば排気は空気清浄機並みに綺麗です。
また、フィルター掃除の手間もゼロで、一周回って「最強の清潔家電」として再評価されています。
まとめ
今回は、後悔しないために知っておきたい、買ってはいけない!掃除機の特徴と、おすすめの選び方について解説しました。掃除機は「安さ」だけで選ぶと、日々のストレスに直結する家電です。毎日使うものだからこそ、少し予算を上げてでも「軽さ」「メンテナンスの楽さ」「確かな吸引力」を持つ信頼できるメーカーの製品を選ぶことを強くおすすめします。



